高床栽培でイチゴを育てる方法は、実はとても簡単で、地面植えよりずっとおすすめです。私も最初は「手間がかかりそう」と思って躊躇していたんですが、実際にやってみると、水はけが良くて根が喜ぶし、腰に優しい作業環境が手に入るんです。特に、イチゴは湿った土が大嫌いなので、レイズドベッドで土を盛り上げるだけで、根腐れのリスクがグッと減ります。私のベッドでも、雨の多い梅雨時期に葉っぱが黄色くなったことが一度もありません。初めての人でも失敗しにくいポイントは、土の配合と植え付けの深さです。これさえ押さえれば、直径3センチ以上の大粒イチゴがゴロゴロ収穫できます。この記事では、私が実際に試して効果のあった方法を、失敗談も交えて詳しく解説します。ぜひ最後まで読んで、あなたのイチゴ栽培に役立ててください。
E.g. :スズメバチ対策は掃除から始める!庭を安全に守る5つのステップ
- 1、高床栽培でイチゴを育てるメリット
- 2、イチゴに最適なレイズドベッドの作り方
- 3、イチゴの植え付け方法——時期と深さのコツ
- 4、イチゴの品種選び——あなたに合った品種はどれ?
- 5、イチゴの植え付けシステム——マットロウ方式と年次方式
- 6、高床イチゴの育て方——水やり・肥料・摘花の基本
- 7、イチゴの病害虫対策——高床栽培で気をつけること
- 8、その他の美味しいベリー栽培に挑戦しよう
- 9、高床栽培でイチゴを育てるメリット
- 10、イチゴに最適なレイズドベッドの作り方
- 11、イチゴの植え付け方法——時期と深さのコツ
- 12、イチゴの品種選び——あなたに合った品種はどれ?
- 13、イチゴの植え付けシステム——マットロウ方式と年次方式
- 14、高床イチゴの育て方——水やり・肥料・摘花の基本
- 15、イチゴの病害虫対策——高床栽培で気をつけること
- 16、その他の美味しいベリー栽培に挑戦しよう
- 17、FAQs
高床栽培でイチゴを育てるメリット
水はけが良くて、根が喜ぶ
イチゴって、実はすごく水はけに敏感なんです。湿った土が続くと、根がすぐに傷んでしまうんですよね。私も最初は地面に直接植えていたんですが、雨が続くと葉っぱが黄色くなってきて焦りました。
レイズドベッド(高床)なら、土を盛り上げることで自然と水はけが良くなるんです。地面より高い位置に土があるので、水が溜まりにくくて、根が呼吸しやすいんですよ。私が使っている木枠のベッドは、底に軽石を混ぜた土を入れてさらに排水性をアップしています。実際、植え付けから3年経ちますが、根腐れのトラブルは一度もありません。雨の多い梅雨時期でも、葉っぱは元気に緑色を保っています。この違いは、土を触ってみるとよくわかりますよ——表面が乾くのが明らかに速いんです。
腰に優しい、立ったままの作業
畑仕事で一番つらいのは、長時間の中腰じゃないですか?私は高床にしてから、草取りも水やりも立ったままできるので、腰への負担が激減しました。
実際、高さ30〜40センチのベッドだと、短いスツールに座って作業できるから、畑に行くのが楽しみになるんですよ。以前は地面に這いつくばって草を取っていて、終わるたびに腰がバキバキでした。でも今は、イチゴの赤い実を探しながら、座ったままパッと雑草を抜けるんです。しかも、土が跳ね返って実が汚れる心配もないので、収穫したイチゴをそのまま食べられます。特に雨の後は、地面の泥が跳ねないのが大きな利点です。初めて使った友人は「これ、絶対買うわ」と言ってましたね。
イチゴに最適なレイズドベッドの作り方
Photos provided by pixabay
木枠を使うか、マウンドにするか
一番おすすめなのは、木枠で囲ったレイズドベッドです。特に無垢の杉やヒノキは耐久性が高くて、5年は持つと言われています。
私はホームセンターで防腐処理されていない杉材を買ってきて、自分で組み立てました。費用は1ベッドあたり約3000〜5000円で済みましたよ。木枠の良いところは、土が流れ出ないことと、形がきれいに保てることです。一方、マウンド(土を盛るだけ)の方法もありますが、雨や風で形が崩れやすいので注意が必要です。私の近所の人がマウンドでやっていて、台風の後に半分くらい土が流れてしまったそうです。木枠は初期の手間はかかりますが、長期的には圧倒的に安定します。高さは20〜30センチが扱いやすくて、根も十分に張れる深さです。
土の配合がカギを握る
土の配合を間違えると、イチゴがうまく育ちません。有機質をたっぷり含んだ、水はけの良い土が理想的です。
私が使っているレシピは、庭の土:堆肥:パーライト=6:3:1の割合です。堆肥は牛糞堆肥と腐葉土を半々で混ぜています。この配合にすると、土がふわふわで、指を入れるとスッと入っていくんです。実際のところ、土が硬いとイチゴの根が広がれず、実の数が減るという研究結果もあります(米国園芸協会の調査によると、適切な土壌改良で収量が約20〜30%向上した例があります)。特に注意したいのは、粘土質の土をそのまま使わないことです。私の最初の失敗はこれで、水が溜まって根が腐ってしまいました。今は毎年、植え付け前に新しい堆肥を混ぜ込んで、土をリフレッシュしています。
イチゴの植え付け方法——時期と深さのコツ
春がベストシーズン、早ければ早いほど良い
イチゴの植え付けは、地面が凍っていなければ、早春が最適です。私の住んでいる関東地方では、3月中旬から4月上旬が目安です。
なぜ早いほうが良いかというと、イチゴは根を張るのに時間がかかるからなんです。早く植えるほど、花や実をつける準備が整うんですよ。実際、4月に植えたときと5月に植えたときで比べてみましたが、早植えのほうが1週間以上早く収穫できました。しかも、実のサイズが明らかに大きいんです——早く植えた株からは直径3センチ以上の大粒が多くとれました。もし遅くなってしまったら、その年は来年に備えて株を育てるつもりで、花を摘んでしまうのも手です。
Photos provided by pixabay
木枠を使うか、マウンドにするか
イチゴの植え付けで一番気をつけるのは、クラウン(茎と根の境目)の位置です。これが浅すぎても深すぎても、うまく育ちません。
裸苗(根がむき出しの苗)を植えるときは、根が曲がらずに収まる深さの穴を掘ります。クラウンが土の表面と同じ高さになるようにして、根をしっかり広げてから土をかぶせます。私はよく「クラウンは土の上にちょこんと乗っている感じ」と説明しています。ポット苗の場合は、ポットと同じ深さに植えるのが基本です。深く植えすぎると、クラウンが腐って株ごとダメになります。私の友人は最初にこれで5株全部をダメにしてしまいました。植えた後にたっぷり水をやって、土が落ち着いたら再度深さを確認するのがおすすめです。水をやると土が沈むので、思ったより深くなっていることがありますから。
イチゴの品種選び——あなたに合った品種はどれ?
一季なり品種と四季なり品種の違い
イチゴの品種は大きく分けて、「一季なり」「四季なり」「日長中性」の3種類があります。これを間違えると、期待した収穫時期とズレることがあります。
一季なり品種(例:とちおとめ、紅ほっぺ)は、5月〜6月に1回だけどっさり収穫できるタイプです。一度に大量にジャムや冷凍保存したい人に向いています。逆に四季なり品種(例:デコルージュ、ペチカ)は、春から秋までパラパラと実をつけ続けるので、長く楽しみたい家庭向きです。日長中性品種(例:アルビオン、サンデー)は、四季なりよりもさらに収穫期間が長く、日が短くなっても実をつける特徴があります。私の経験では、初めて育てるなら一季なりが簡単です。ランナー(つる)を伸ばして増やしやすく、管理も楽なんです。
品種ごとの収量と育てやすさの比較
品種選びで迷ったら、以下の比較表を参考にしてみてください。私が実際に育てた経験と、複数の園芸サイトの情報をまとめました。
| 品種タイプ | 収穫時期 | 1株あたりの収量(目安) | ランナーの出やすさ | 病害虫耐性 |
|---|---|---|---|---|
| 一季なり(例:とちおとめ) | 5〜6月の1ヶ月間 | 約300〜500g | 非常に多い | 中程度 |
| 四季なり(例:デコルージュ) | 5月〜10月まで断続的 | 約200〜400g(合計) | 少ない | やや強い |
| 日長中性(例:アルビオン) | 6月〜11月まで長期 | 約300〜600g(合計) | 中程度 | 強い |
この表を見ると、日長中性品種が最も収量が多いことがわかりますね。でも注意してほしいのは、日長中性品種は肥料を多めに必要とするので、こまめな追肥が欠かせません。私の場合、一季なり品種はほとんど手間がかからず、週1回の水やりで十分でした。自分のライフスタイルに合った品種を選ぶのが、成功の近道ですよ。
イチゴの植え付けシステム——マットロウ方式と年次方式
Photos provided by pixabay
木枠を使うか、マウンドにするか
マットロウ方式は、イチゴのランナーを自由に伸ばして、株を増やす伝統的な方法です。1つの親株からどんどん子株ができて、まるでマット(敷物)のように広がります。
この方法のメリットは、最初に買う苗の数が少なくて済むことです。例えば、幅90センチのレイズドベッドなら、親株を6〜8株植えれば、1年後には50株以上に増えます。でもデメリットもあって、株が密集しすぎると風通しが悪くなって病気になりやすいんです。私の畑でも、2年目にうどんこ病が発生して、かなりの株を間引くことになりました。この方式を使うなら、毎年収穫後に必ず古い株を抜いて、新しいランナーだけ残すのが鉄則です。間隔は30センチ以上あけるようにしましょう。
年次方式:毎年新しく植え替える
年次方式は、毎年新しい苗を植えて、収穫後に全部抜いてしまう方法です。温暖な地域(関東より南)に特に向いています。
この方法の良いところは、病気がたまりにくく、いつも清潔な状態で育てられることです。私は4月に苗を植えて、6月まで収穫し、その後は夏野菜に切り替えています。株間は30センチで、1平方メートルあたり約9〜12株が適切です。ただし、毎年苗を買うコストがかかるのがネックですね。苗代は1株100〜300円くらいなので、10株で約2000円前後です。自分の予算と手間を考えて、どちらの方式にするか決めましょう。私は両方を試しましたが、年次方式のほうが病気のリスクが低くて、結果的に安定した収穫が得られました。
高床イチゴの育て方——水やり・肥料・摘花の基本
水やりの頻度とタイミング
イチゴの水やりは、「乾いたらたっぷり」が基本です。特に高床は水はけが良いので、地面植えより乾きやすいんですよね。
私のやり方としては、植え付け直後は1日2回(朝と夕方)、根が落ち着いたら2〜3日に1回に減らしています。具体的には、土の表面が乾いてから2日目に水をやるのが目安です。指を土に2センチくらい差し込んで、湿っていなければ水やりのサインです。絶対にやってはいけないのは、毎日少しずつ水をやることです。これだと根が浅く張ってしまって、暑さに弱くなります。私は以前それで失敗して、夏の直射日光で葉っぱが全部しおれてしまいました。水はたっぷりと、土の深さまで染み込ませるように心がけてください。
肥料は少なめで、こまめに
イチゴは肥料をたくさん必要とするイメージがありますが、実は与えすぎると葉っぱばかり茂って実がつかないんです。私も最初はよくやりました。
理想的なのは、植え付け時に元肥として緩効性肥料を混ぜ込んで、その後は2〜3週間ごとに液体肥料を薄めて与える方法です。私は液肥を表示の半分の濃度にして、週1回与えています。実がつき始めたら、カリ分の多い肥料に切り替えると甘さが増すんですよ。例えば、草木灰を少量まくのも効果的です。肥料焼けを防ぐため、粒状肥料は株の根元から5センチ以上離してまくのがポイントです。私の経験では、肥料を控えめにした年のほうが、実の味が濃くて美味しかったです。
イチゴの病害虫対策——高床栽培で気をつけること
高床でも油断できない病害虫
「高床だから病害虫が来ない」なんてことはありません。特に注意したいのは、アブラムシと灰色かび病です。私のレイズドベッドでも、毎年何かしらのトラブルがあります。
アブラムシは春と秋に発生しやすく、新芽や花にびっしりついて汁を吸います。見つけたらすぐに、テープで貼り取るか、市販の石鹸スプレーを使います。灰色かび病は、実が地面に触れている部分から発生するので、高床でも実が垂れ下がって土に当たるとリスクがあります。私の対策は、マルチ(わらや黒マルチ)を敷いて、実と土の接触を防ぐことです。これだけで発生率がぐっと下がります。もし発生したら、すぐに病変部分を取り除いて、風通しを良くしましょう。
ナメクジと鳥対策も忘れずに
イチゴの天敵といえば、ナメクジと鳥です。高床にすると地面より高いのでナメクジは減りますが、完全には防げません。
ナメクジ対策として、ベッドの周りに銅テープを貼る方法が効果的です。銅に触れるとナメクジがイヤがって避けるんです。私のベッドでは、100円ショップの銅テープを枠の上端に貼っています。鳥対策は、防鳥ネットをかぶせるのが一番確実です。特に実が赤くなり始めたら、すぐにネットをかけないと、スズメやヒヨドリに先に食べられちゃいます。私も一度、油断して半日ネットをかけ忘れたら、せっかくの大粒イチゴを半分以上やられました。鳥は甘い香りに敏感なので、収穫直前の注意が肝心です。
その他の美味しいベリー栽培に挑戦しよう
水耕栽培イチゴにチャレンジ
もっとクリーンに育てたいなら、水耕栽培(ハイドロポニックス)でイチゴを育てる方法もあります。土を使わないので、病気のリスクが格段に減りますよ。
私も実験的に、塩ビパイプで作った水耕システムで育ててみました。培地にハイドロボールを使って、養液を循環させる仕組みです。この方法だと、実が土に触れることがないので、泥はねの心配が一切ないんです。しかも、養分をコントロールしやすいので、糖度の高いイチゴができやすいという利点もあります。ただし、最初の設備投資が5000〜1万円くらいかかるのと、ポンプの電気代がかかるのがデメリットです。でも、ベランダでもできるので、庭がない人にはおすすめです。
在来種のベリーも育ててみよう
イチゴ以外にも、ラズベリーやブルーベリーのようなベリー類も高床栽培にぴったりです。それぞれに違った魅力があります。
ラズベリーは、一度植えると毎年収穫できる多年草で、しかも病気に強いんです。ブルーベリーは酸性の土を好みますが、高床なら土のpHを調整しやすいので管理が楽です。私の庭では、イチゴの隣にラズベリーを植えていますが、同じ高床で育てると水やりのタイミングを統一できて便利ですよ。ベリー類はどれも抗酸化物質が豊富で、健康にも良いので、ぜひ組み合わせて育ててみてください。収穫したらジャムにしたり、冷凍してスムージーにしたりと、楽しみ方は無限大です。
高床栽培でイチゴを育てるメリット
水はけが良くて、根が喜ぶ
イチゴって、実はすごく水はけに敏感なんです。湿った土が続くと、根がすぐに傷んでしまうんですよね。私も最初は地面に直接植えていたんですが、雨が続くと葉っぱが黄色くなってきて焦りました。
レイズドベッド(高床)なら、土を盛り上げることで自然と水はけが良くなるんです。地面より高い位置に土があるので、水が溜まりにくくて、根が呼吸しやすいんですよ。私が使っている木枠のベッドは、底に軽石を混ぜた土を入れてさらに排水性をアップしています。実際、植え付けから3年経ちますが、根腐れのトラブルは一度もありません。雨の多い梅雨時期でも、葉っぱは元気に緑色を保っています。この違いは、土を触ってみるとよくわかりますよ——表面が乾くのが明らかに速いんです。あなたも、もし地面植えでイチゴがうまくいかなかったなら、この水はけの良さを一度試してみてほしいんです。
腰に優しい、立ったままの作業
畑仕事で一番つらいのは、長時間の中腰じゃないですか?私は高床にしてから、草取りも水やりも立ったままできるので、腰への負担が激減しました。
実際、高さ30〜40センチのベッドだと、短いスツールに座って作業できるから、畑に行くのが楽しみになるんですよ。以前は地面に這いつくばって草を取っていて、終わるたびに腰がバキバキでした。でも今は、イチゴの赤い実を探しながら、座ったままパッと雑草を抜けるんです。しかも、土が跳ね返って実が汚れる心配もないので、収穫したイチゴをそのまま食べられます。特に雨の後は、地面の泥が跳ねないのが大きな利点です。初めて使った友人は「これ、絶対買うわ」と言ってましたね。でも、ちょっと待って——高床栽培には「万能」なイメージがあるけど、実は落とし穴もあるんです。例えば、高床の土は乾きやすいので、夏場の水やりを忘れるとすぐにカラカラになります。私は一度、週末の旅行でベッドを放置したら、帰ってきたときにはイチゴの葉っぱが全部しおれてしまって、本当にショックでした。特に、高床は地面からの水分補給が期待できないので、旅行や出張の多い人には自動灌水システムの導入を真剣に考えたほうがいいですよ。
イチゴに最適なレイズドベッドの作り方
Photos provided by pixabay
木枠を使うか、マウンドにするか
一番おすすめなのは、木枠で囲ったレイズドベッドです。特に無垢の杉やヒノキは耐久性が高くて、5年は持つと言われています。
私はホームセンターで防腐処理されていない杉材を買ってきて、自分で組み立てました。費用は1ベッドあたり約3000〜5000円で済みましたよ。木枠の良いところは、土が流れ出ないことと、形がきれいに保てることです。一方、マウンド(土を盛るだけ)の方法もありますが、雨や風で形が崩れやすいので注意が必要です。私の近所の人がマウンドでやっていて、台風の後に半分くらい土が流れてしまったそうです。木枠は初期の手間はかかりますが、長期的には圧倒的に安定します。高さは20〜30センチが扱いやすくて、根も十分に張れる深さです。でも、ここで一つ疑問が湧きませんか?——「木枠って、腐ったりしないの?」という声がよく聞こえてきます。私も最初は同じことを心配していました。実は、木枠の寿命は素材選びで大きく変わります。例えば、杉やヒノキなら防腐処理をしなくても、地面に直置きしなければ5〜7年はもちます。私のベッドは3年目ですが、まだまだしっかりしています。一方、パイン材や安い合板はすぐに腐るので、おすすめできません。もし長持ちさせたいなら、ベッドの内側に防水シートを敷くのが効果的です。私はホームセンターで買った安価な農業用シートを内側に貼って、木枠と土を直接触れさせないようにしています。これで、雨の日の湿気から木を守れて、寿命がぐんと伸びましたよ。初期のちょっとした工夫で、後々の手間が大きく減るんです。
土の配合がカギを握る
土の配合を間違えると、イチゴがうまく育ちません。有機質をたっぷり含んだ、水はけの良い土が理想的です。
私が使っているレシピは、庭の土:堆肥:パーライト=6:3:1の割合です。堆肥は牛糞堆肥と腐葉土を半々で混ぜています。この配合にすると、土がふわふわで、指を入れるとスッと入っていくんです。実際のところ、土が硬いとイチゴの根が広がれず、実の数が減るという研究結果もあります(米国園芸協会の調査によると、適切な土壌改良で収量が約20〜30%向上した例があります)。特に注意したいのは、粘土質の土をそのまま使わないことです。私の最初の失敗はこれで、水が溜まって根が腐ってしまいました。今は毎年、植え付け前に新しい堆肥を混ぜ込んで、土をリフレッシュしています。でも、ここで重要なポイントを一つ——土の配合にこだわりすぎるのも逆効果になることがあるんです。例えば、パーライトを入れすぎると、水はけが良すぎて逆に乾燥しやすくなり、水やりの頻度が増えてしまいます。私の友人は「排水性を重視しすぎて」パーライトの割合を4割にしたら、夏場に毎日水をやらないと株が枯れてしまい、結局水やりに追われて大変だったそうです。だから、配合はあくまでバランスが大事です。あなたの環境(日当たりや風通し、雨の量)に合わせて、少しずつ調整してみてください。私の経験では、最初は標準の配合でスタートして、1年育ててみてから微調整するのが一番失敗が少ないですよ。
イチゴの植え付け方法——時期と深さのコツ
春がベストシーズン、早ければ早いほど良い
イチゴの植え付けは、地面が凍っていなければ、早春が最適です。私の住んでいる関東地方では、3月中旬から4月上旬が目安です。
なぜ早いほうが良いかというと、イチゴは根を張るのに時間がかかるからなんです。早く植えるほど、花や実をつける準備が整うんですよ。実際、4月に植えたときと5月に植えたときで比べてみましたが、早植えのほうが1週間以上早く収穫できました。しかも、実のサイズが明らかに大きいんです——早く植えた株からは直径3センチ以上の大粒が多くとれました。もし遅くなってしまったら、その年は来年に備えて株を育てるつもりで、花を摘んでしまうのも手です。でも、ここで一つ確認しておきたいのは——「早春がベストって言うけど、寒さに強くない品種もあるんじゃない?」という疑問です。実際、イチゴの品種によって寒さへの耐性は違います。例えば、一季なり品種の「とちおとめ」は寒さに強いので、3月中旬の植え付けでも問題ありません。でも、四季なり品種の「デコルージュ」はやや寒さに弱いため、遅霜のリスクがある地域では4月まで待ったほうが安全です。私の経験では、関東地方で3月中旬に植えても、遅霜で葉っぱが傷んだことは一度もありません。でも、寒冷地(北海道や東北)では、5月まで待つ方が無難です。もし不安なら、植え付け後に不織布(ふしょくふ)で覆うのが簡単な寒さ対策です。私も寒波の予報が出たときには、100円ショップで買った不織布をベッドに被せています。これで、気温がマイナスになっても株が守られて、安心して育てられますよ。自分の地域の気候と品種の特性を考慮して、植え付け時期を決めるのが成功の秘訣です。
Photos provided by pixabay
木枠を使うか、マウンドにするか
イチゴの植え付けで一番気をつけるのは、クラウン(茎と根の境目)の位置です。これが浅すぎても深すぎても、うまく育ちません。
裸苗(根がむき出しの苗)を植えるときは、根が曲がらずに収まる深さの穴を掘ります。クラウンが土の表面と同じ高さになるようにして、根をしっかり広げてから土をかぶせます。私はよく「クラウンは土の上にちょこんと乗っている感じ」と説明しています。ポット苗の場合は、ポットと同じ深さに植えるのが基本です。深く植えすぎると、クラウンが腐って株ごとダメになります。私の友人は最初にこれで5株全部をダメにしてしまいました。植えた後にたっぷり水をやって、土が落ち着いたら再度深さを確認するのがおすすめです。水をやると土が沈むので、思ったより深くなっていることがありますから。でも、ここで一つ大事な話があるんです——「クラウンの位置って、品種によって調整する必要があるの?」という質問をよく受けます。実は、私の経験では、ほとんどの品種で同じルールが通用します。でも、例外もあります。例えば、ランナーから出た小さな子株(ランナー苗)は、親株よりもクラウンが少し浅い位置にあることが多いんです。このタイプを深く植えすぎると、根が出にくくなって、成長が遅くなります。だから、ランナー苗を植えるときは、クラウンが土の表面より1〜2ミリ上に出るように調整するのがコツです。私はそれを知らずに、最初はランナー苗も親株と同じ深さに植えてしまって、1週間後に葉っぱが黄色くなって焦りました。後で調べて、浅めに植え直したら、すぐに元気になりました。苗のタイプによって、クラウンの位置を微妙に変えるのが、プロの裏ワザですよ。
イチゴの品種選び——あなたに合った品種はどれ?
一季なり品種と四季なり品種の違い
イチゴの品種は大きく分けて、「一季なり」「四季なり」「日長中性」の3種類があります。これを間違えると、期待した収穫時期とズレることがあります。
一季なり品種(例:とちおとめ、紅ほっぺ)は、5月〜6月に1回だけどっさり収穫できるタイプです。一度に大量にジャムや冷凍保存したい人に向いています。逆に四季なり品種(例:デコルージュ、ペチカ)は、春から秋までパラパラと実をつけ続けるので、長く楽しみたい家庭向きです。日長中性品種(例:アルビオン、サンデー)は、四季なりよりもさらに収穫期間が長く、日が短くなっても実をつける特徴があります。私の経験では、初めて育てるなら一季なりが簡単です。ランナー(つる)を伸ばして増やしやすく、管理も楽なんです。でも、ここで一つ考えてみてほしいんです——「一季なりって、収穫期が短いからもったいなくない?」という声が聞こえてきそうです。確かに、一季なりは収穫期が1ヶ月ほどで終わってしまいます。でも、その「どっさり感」が魅力なんです。例えば、私が「とちおとめ」を育てた年は、6月の3週間で約2キロものイチゴがとれました。そのうち半分はそのまま食べて、残りはジャムと冷凍にして、1年間楽しみました。一方、四季なり品種の「デコルージュ」は、収穫期間が長い分、1回の収穫量は少なくて、週に200〜300グラムくらいしかとれません。常に新鮮なイチゴを食べたい人にはいいけど、加工したい人には一季なりのほうが向いています。だから、あなたの「イチゴの楽しみ方」をまず決めてから、品種を選ぶのが一番賢い選択ですよ。
品種ごとの収量と育てやすさの比較
品種選びで迷ったら、以下の比較表を参考にしてみてください。私が実際に育てた経験と、複数の園芸サイトの情報をまとめました。
| 品種タイプ | 収穫時期 | 1株あたりの収量(目安) | ランナーの出やすさ | 病害虫耐性 |
|---|---|---|---|---|
| 一季なり(例:とちおとめ) | 5〜6月の1ヶ月間 | 約300〜500g | 非常に多い | 中程度 |
| 四季なり(例:デコルージュ) | 5月〜10月まで断続的 | 約200〜400g(合計) | 少ない | やや強い |
| 日長中性(例:アルビオン) | 6月〜11月まで長期 | 約300〜600g(合計) | 中程度 | 強い |
この表を見ると、日長中性品種が最も収量が多いことがわかりますね。でも注意してほしいのは、日長中性品種は肥料を多めに必要とするので、こまめな追肥が欠かせません。私の場合、一季なり品種はほとんど手間がかからず、週1回の水やりで十分でした。自分のライフスタイルに合った品種を選ぶのが、成功の近道ですよ。でも、この表だけじゃわからないこともあるんです。例えば、ランナーの出やすさが「非常に多い」とある一季なり品種は、増やしやすい反面、管理が大変になることもあるんです。私の友人は「とちおとめ」を高床で育てていて、ランナーが伸びすぎてベッドからはみ出してしまい、通路にまで根を張って困ったと言っていました。その結果、ランナーを切り戻す作業が増えて、かえって手間がかかったそうです。だから、ランナーを積極的に増やしたい人には一季なりがおすすめですが、ベッドのスペースが限られているなら、ランナーの出にくい四季なり品種のほうが管理しやすいかもしれません。私の経験では、「増やす楽しみ」と「管理の手間」のバランスを考えて品種を選ぶのが、長く続けるコツです。
イチゴの植え付けシステム——マットロウ方式と年次方式
Photos provided by pixabay
木枠を使うか、マウンドにするか
マットロウ方式は、イチゴのランナーを自由に伸ばして、株を増やす伝統的な方法です。1つの親株からどんどん子株ができて、まるでマット(敷物)のように広がります。
この方法のメリットは、最初に買う苗の数が少なくて済むことです。例えば、幅90センチのレイズドベッドなら、親株を6〜8株植えれば、1年後には50株以上に増えます。でもデメリットもあって、株が密集しすぎると風通しが悪くなって病気になりやすいんです。私の畑でも、2年目にうどんこ病が発生して、かなりの株を間引くことになりました。この方式を使うなら、毎年収穫後に必ず古い株を抜いて、新しいランナーだけ残すのが鉄則です。間隔は30センチ以上あけるようにしましょう。でも、マットロウ方式にはもう一つ、意外な落とし穴があるんです。それは、ランナーが伸びる方向をコントロールするのが難しいことです。私のベッドでは、ランナーがベッドの外に伸びて、地面に根を張ってしまうことがよくありました。そうなると、高床栽培のメリットである「水はけの良さ」が台無しになって、地面の湿気で子株が腐ってしまうんです。実際、私は2年目に、ベッドの外に伸びたランナーからできた子株をそのままにして、梅雨の時期に全部ダメにしました。だから、今はランナーがベッドの外に出そうになったら、すぐに鉢上げするか、ランナーを切り戻しています。もう一つの対策として、ベッドの周りに古いレンガや板を置いて、ランナーの進行をブロックするのも効果的です。物理的に遮ることで、ランナーがベッド内に留まって、管理が格段に楽になりますよ。マットロウ方式は「自然の力」を活かす方法だからこそ、人間のちょっとした介入が成功のカギなんです。
年次方式:毎年新しく植え替える
年次方式は、毎年新しい苗を植えて、収穫後に全部抜いてしまう方法です。温暖な地域(関東より南)に特に向いています。
この方法の良いところは、病気がたまりにくく、いつも清潔な状態で育てられることです。私は4月に苗を植えて、6月まで収穫し、その後は夏野菜に切り替えています。株間は30センチで、1平方メートルあたり約9〜12株が適切です。ただし、毎年苗を買うコストがかかるのがネックですね。苗代は1株100〜300円くらいなので、10株で約2000円前後です。自分の予算と手間を考えて、どちらの方式にするか決めましょう。私は両方を試しましたが、年次方式のほうが病気のリスクが低くて、結果的に安定した収穫が得られました。でも、年次方式にも、実は「意外な面倒」があるんです。それは、毎年新しい苗を買うだけでなく、植え付けの時期に合わせて土を準備する必要があることです。例えば、私は4月に植える前の3月に、ベッドの古い土を全部掘り起こして、新しい堆肥を混ぜ込んでいます。この作業が結構重労働で、2時間くらいかかることがあります。さらに、植え付け後も、苗が根付くまでの1週間は毎日水やりが必要で、気を抜けません。でも、その手間をかける価値はあります。なぜなら、年次方式なら、前年の病気の原因が土に残っていても、新しく清潔な環境でスタートできるからです。私も、マットロウ方式で2年連続うどんこ病に悩まされた後、年次方式に切り替えたら、それ以来一度も病気が出ていません。手間をかければかけるほど、安定した収穫が得られる——それが年次方式の本質です。
高床イチゴの育て方——水やり・肥料・摘花の基本
水やりの頻度とタイミング
イチゴの水やりは、「乾いたらたっぷり」が基本です。特に高床は水はけが良いので、地面植えより乾きやすいんですよね。
私のやり方としては、植え付け直後は1日2回(朝と夕方)、根が落ち着いたら2〜3日に1回に減らしています。具体的には、土の表面が乾いてから2日目に水をやるのが目安です。指を土に2センチくらい差し込んで、湿っていなければ水やりのサインです。絶対にやってはいけないのは、毎日少しずつ水をやることです。これだと根が浅く張ってしまって、暑さに弱くなります。私は以前それで失敗して、夏の直射日光で葉っぱが全部しおれてしまいました。水はたっぷりと、土の深さまで染み込ませるように心がけてください。でも、ここで一つ疑問が湧きませんか?——「高床の水やりって、地面植えと比べて本当に大変じゃないの?」という質問をよくもらいます。実は、高床の水やりは、初心者にとっては少し難しいところがあります。例えば、地面植えなら、雨が降ったときに土が自然に水分を保ってくれます。でも、高床は水はけが良すぎて、雨が降ってもすぐに乾いてしまうんです。さらに、夏場の暑い日は、高床の土が直射日光で直接温められて、水分の蒸発が速いので、夕方に水をやっても翌朝にはカラカラになっていることもあります。私の対策としては、ベッドの表面にマルチ(わらや黒マルチ)を敷くことです。これで水分の蒸発を抑えられて、水やりの頻度を半分に減らせました。もう一つの裏ワザとして、水やりは「朝早く」か「夕方遅く」に限定することです。昼間に水をやると、水滴がレンズ効果で葉っぱを焼いてしまうことがあるので、避けたほうが安全です。あなたのライフスタイルに合わせて、水やりのルーティンを決めてみてください。
肥料は少なめで、こまめに
イチゴは肥料をたくさん必要とするイメージがありますが、実は与えすぎると葉っぱばかり茂って実がつかないんです。私も最初はよくやりました。
理想的なのは、植え付け時に元肥として緩効性肥料を混ぜ込んで、その後は2〜3週間ごとに液体肥料を薄めて与える方法です。私は液肥を表示の半分の濃度にして、週1回与えています。実がつき始めたら、カリ分の多い肥料に切り替えると甘さが増すんですよ。例えば、草木灰を少量まくのも効果的です。肥料焼けを防ぐため、粒状肥料は株の根元から5センチ以上離してまくのがポイントです。私の経験では、肥料を控えめにした年のほうが、実の味が濃くて美味しかったです。でも、肥料の話をするとき、よく「肥料の種類ってどれを選べばいいの?」と聞かれます。実は、肥料選びで失敗する人って、意外と多いんです。例えば、窒素分の多い肥料(化成肥料の「8-8-8」など)を与えすぎると、葉っぱだけが茂って、実がつかない「葉ボケ」という状態になります。私は最初、元気に育ってほしくて窒素多めの肥料をやったら、葉っぱが50センチ以上に伸びて、花がほとんど咲きませんでした。逆に、カリ分の多い肥料(「リン酸・カリ」中心のもの)に切り替えたら、翌年には花がたくさん咲いて、実も甘くなりました。おすすめの肥料としては、イチゴ専用の肥料か、有機質の液体肥料(例:ハイポネックスのイチゴ用)が初心者には安全です。私もそれが一番簡単で、失敗しませんでした。もう一つ注意したいのは、肥料のタイミングです。実がつき始めたら、肥料を減らすか、濃度をさらに薄めるのがポイントです。たくさん実をつけると株が疲れるので、収穫後にまた肥料を少し戻してあげると、来年も元気に育ちますよ。
イチゴの病害虫対策——高床栽培で気をつけること
高床でも油断できない病害虫
「高床だから病害虫が来ない」なんてことはありません。特に注意したいのは、アブラムシと灰色かび病です。私のレイズドベッドでも、毎年何かしらのトラブルがあります。
アブラムシは春と秋に発生しやすく、新芽や花にびっしりついて汁を吸います。見つけたらすぐに、テープで貼り取るか、市販の石鹸スプレーを使います。灰色かび病は、実が地面に触れている部分から発生するので、高床でも実が垂れ下がって土に当たるとリスクがあります。私の対策は、マルチ(わらや黒マルチ)を敷いて、実と土の接触を防ぐことです。これだけで発生率がぐっと下がります。もし発生したら、すぐに病変部分を取り除いて、風通しを良くしましょう。でも、ここで一つ重要な話をしておきたいんです。それは、高床栽培だからこそ、特定の病害虫が発生しやすくなるケースがあるということです。例えば、高床は地面より温かいので、冬でも土の温度が高めに保たれます。その結果、ハダニやアザミウマといった小さな害虫が、冬の間も活動し続けることがあります。私は最初、冬だからと油断して、ベッドの点検を怠ったら、春先にハダニが大発生して、葉っぱが白くなってしまいました。対策としては、冬の間も定期的に葉っぱの裏をチェックして、見つけたらすぐに除去することです。もう一つの方法として、冬の間にベッドに防虫ネットをかけるのも効果的です。私の友人は、冬の間ずっとネットをかけておくことで、ハダニの発生をほぼゼロに抑えられました。高床は便利だけど、「油断大敵」——季節を問わず、常に病害虫のリスクを意識するのが大切です。
ナメクジと鳥対策も忘れずに
イチゴの天敵といえば、ナメクジと鳥です。高床にすると地面より高いのでナメクジは減りますが、完全には防げません。
ナメクジ対策として、ベッドの周りに銅テープを貼る方法が効果的です。銅に触れるとナメクジがイヤがって避けるんです。私のベッドでは、100円ショップの銅テープを枠の上端に貼っています。鳥対策は、防鳥ネットをかぶせるのが一番確実です。特に実が赤くなり始めたら、すぐにネットをかけないと、スズメやヒヨドリに先に食べられちゃいます。私も一度、油断して半日ネットをかけ忘れたら、せっかくの大粒イチゴを半分以上やられました。鳥は甘い香りに敏感なので、収穫直前の注意が肝心です。でも、ナメクジ対策にも、実は「落とし穴」があるんです。それは、銅テープの効果が長続きしないことがあることです。雨にさらされると、銅テープの表面が酸化して、効果が弱まってしまうんです。私の場合、1年目に貼った銅テープが、梅雨の後に全然効かなくなって、ナメクジがベッド内に侵入してしまいました。だから、今は毎年春に新しい銅テープに交換しています。もう一つの方法として、ビールトラップ(浅い容器にビールを入れて、ベッドの近くに置く)も効果的です。ナメクジはビールの香りに引き寄せられて、容器に落ちて溺れます。私は銅テープとビールトラップを併用して、ナメクジの被害をほぼゼロにできました。鳥対策も同じで、ネットの隙間から鳥が入らないように、ネットの端をしっかり固定するのがポイントです。私はクリップや重しでネットをベッドに固定して、鳥が潜り込めないようにしています。これらの対策を組み合わせれば、高床栽培でも安心してイチゴを育てられますよ。
その他の美味しいベリー栽培に挑戦しよう
水耕栽培イチゴにチャレンジ
もっとクリーンに育てたいなら、水耕栽培(ハイドロポニックス)でイチゴを育てる方法もあります。土を使わないので、病気のリスクが格段に減りますよ。
私も実験的に、塩ビパイプで作った水耕システムで育ててみました。培地にハイドロボールを使って、養液を循環させる仕組みです。この方法だと、実が土に触れることがないので、泥はねの心配が一切ないんです。しかも、養分をコントロールしやすいので、糖度の高いイチゴができやすいという利点もあります。ただし、最初の設備投資が5000〜1万円くらいかかるのと、ポンプの電気代がかかるのがデメリットです。でも、ベランダでもできるので、庭がない人にはおすすめです。でも、水耕栽培に挑戦する前に、一つ確認しておきたいことがあります。それは、水耕栽培は、初心者には少しハードルが高いということです。例えば、養液のpH管理や濃度調整が必要で、間違えるとすぐに根がダメになります。私も最初は、養液の濃度を間違えて、イチゴの苗が全部枯れてしまいました。だから、水耕栽培を始めるなら、まずは小規模なキット(例えば、1000円くらいで買える簡易システム)で練習するのがおすすめです。私の友人は、最初に小さいキットで成功してから、本格的なシステムに切り替えました。もう一つの注意点として、水耕栽培は、気温が高くなると養液の温度が上がって、根が酸欠になるリスクがあるんです。夏場は、養液を冷やすためのクーラーや、影を作るシェードが必要になることもあります。だから、水耕栽培は「クリーンさ」と引き換えに、技術的な知識とコストがかかるということを、覚えておいてください。それでも、成功したときのイチゴは格別で、土栽培より甘くて美味しいと感じる人も多いですよ。
在来種のベリーも育ててみよう
イチゴ以外にも、ラズベリーやブルーベリーのようなベリー類も高床栽培にぴったりです。それぞれに違った魅力があります。
ラズベリーは、一度植えると毎年収穫できる多年草で、しかも病気に強いんです。ブルーベリーは酸性の土を好みますが、高床なら土のpHを調整しやすいので管理が楽です。私の庭では、イチゴの隣にラズベリーを植えていますが、同じ高床で育てると水やりのタイミングを統一できて便利ですよ。ベリー類はどれも抗酸化物質が豊富で、健康にも良いので、ぜひ組み合わせて育ててみてください。収穫したらジャムにしたり、冷凍してスムージーにしたりと、楽しみ方は無限大です。でも、ここで一つ気になるのは、「ラズベリーって、イチゴと比べて育てやすいの?」という質問です。私の経験では、ラズベリーはイチゴよりもずっと育てやすいです。理由は、病害虫に強くて、ほとんど手間がかからないからです。例えば、私のラズベリーは、イチゴがうどんこ病になった年でも、全く影響を受けませんでした。しかも、ラズベリーはランナーを伸ばさないので、マットロウ方式のような管理の面倒がありません。ただし、ラズベリーは背が高くなるので、風で倒れないように支柱が必要です。私は高床の四隅に支柱を立てて、ラズベリーの茎を麻ひもで結んでいます。もう一つの注意点として、ブルーベリーは酸性の土(pH4.5〜5.5)を好むので、イチゴと同じ高床で育てる場合は、土のpHを調整する必要があります。私はブルーベリー専用の用土を別のベッドで使っていますが、もし同じベッドで育てたいなら、ピートモスを混ぜ込んで酸性に調整するのがおすすめです。ベリー類を組み合わせて育てることで、収穫の時期が分散されて、長く楽しめるのも魅力です。私の庭では、5月にイチゴ、6月にラズベリー、7月にブルーベリーと、夏の間ずっとベリー狩りを楽しんでいますよ。
E.g. :イチゴ高設栽培システム - トヨタネ
高床式培地加温型栽培システム『OPとこはる』 優れたメリット
イチゴ栽培のトータルサポート 有限会社ミカモフレテック
ビニールハウスでのイチゴ高設栽培メソッド - イノチオアグリ
イチゴのCO2施用高床式栽培 - 山口県ホームページ
FAQs
Q: 高床(レイズドベッド)でイチゴを育てる最大のメリットは何ですか?
A: 最大のメリットは水はけが抜群に良くなることです。イチゴは湿った土が大の苦手で、根腐れを起こしやすいんですよね。私も最初は地面に直接植えていて、梅雨の時期に何度も枯らしてしまいました。高床なら土を盛り上げることで、自然と排水性が向上します。具体的には、土の表面と地下水までの距離が長くなるので、余分な水が溜まりにくくなるんです。さらに、高さ30〜40センチのベッドなら、中腰にならずに立ったまま草取りや水やりができるので、腰への負担が激減します。私の畑では、短いスツールに座って作業できるようになってから、畑仕事が楽しみになりました。泥はねも防げるので、収穫したイチゴをそのまま食べられる清潔さも嬉しいポイントです。
Q: 高床でのイチゴ栽培で、植え付けの深さで失敗しないコツを教えてください。
A: イチゴの植え付けで絶対に外せないのは「クラウン(茎と根の境目)」の位置です。私の友人は最初にこれを間違えて、5株全部をダメにしてしまいました。正しい深さは、クラウンが土の表面と同じ高さになるようにすることです。裸苗の場合、根が曲がらずに収まる穴を掘り、根をしっかり広げてから土をかぶせます。クラウンは「土の上にちょこんと乗っている感じ」をイメージしてください。ポット苗なら、ポットと同じ深さに植えるのが基本です。深く植えすぎるとクラウンが腐り、浅すぎると根が乾燥します。植えた後はたっぷり水をやって、土が落ち着いたら再度深さを確認しましょう。水をやると土が沈むので、思ったより深くなっていることがあるからです。この一手間で生存率がグンと上がりますよ。
Q: 一季なり品種と四季なり品種、家庭菜園初心者にはどちらがおすすめですか?
A: 初めて育てるなら、断然「一季なり品種」がおすすめです。例えば「とちおとめ」や「紅ほっぺ」が代表的ですね。一季なり品種は5月〜6月に1回だけどっさり収穫できるので、管理がとてもシンプルです。ランナー(つる)を伸ばして増やすのも簡単で、初心者でも失敗が少ないんです。私の経験では、週1回の水やりと、収穫後のランナー整理だけで十分でした。一方、四季なり品種(例:デコルージュ)は春から秋まで長く楽しめますが、こまめな追肥と摘花が必要で、やや手間がかかります。日長中性品種(例:アルビオン)は収量が多く病害虫に強いですが、肥料を多めに与える必要があります。ライフスタイルに合わせて選ぶのがベストですが、まずは一季なり品種で成功体験を積むのが近道ですよ。
Q: マットロウ方式と年次方式、どちらを選べばいいですか?
A: どちらを選ぶかは、あなたの「手間と予算」次第です。マットロウ方式は、ランナーを自由に伸ばして株を増やす伝統的な方法で、最初に買う苗が少なくて済みます。幅90センチのベッドなら親株6〜8株で1年後に50株以上に増えます。ただし、株が密集しすぎるとうどんこ病などの病気が発生しやすく、毎年古い株を間引く手間がかかります。私は2年目にこれで苦労しました。年次方式は毎年新しい苗を植え替える方法で、病気がたまりにくく清潔です。温暖な地域(関東より南)に特に向いていて、収穫後に夏野菜に切り替えられる利点もあります。デメリットは毎年苗代(1株100〜300円)がかかること。私の場合は、年次方式のほうが病気リスクが低く、安定した収穫が得られたので、こちらを選びました。
Q: 高床イチゴで気をつけるべき病害虫と対策を教えてください。
A: 高床でも油断は禁物です。特に注意したいのはアブラムシと灰色かび病です。アブラムシは春と秋に新芽や花にびっしりつくので、見つけ次第テープで貼り取るか、石鹸スプレーを使いましょう。灰色かび病は実が土に触れる部分から発生するので、マルチ(わらや黒マルチ)を敷いて接触を防ぐのが効果的です。私のベッドではこれで発生率がぐっと下がりました。ナメクジ対策としては、ベッドの枠に銅テープを貼るのがおすすめです。銅に触れるとナメクジが嫌がって避けるんです。100円ショップの銅テープで十分効果があります。鳥対策は、実が赤くなり始めたらすぐに防鳥ネットをかぶせること。私も一度油断して半日ネットを忘れたら、大粒イチゴの半分以上をスズメにやられました。鳥は甘い香りに敏感なので、収穫直前の注意が肝心です。
